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japan : 牛丼の激安化競争が更に加速
Poster : Hero on 2010-04-06 20:32:18 (175 reads)
japan

吉野家は4月6日に発表した2010年2月期の連結最終損益が89億円の赤字となったと発表しました。吉野家は、米国産の牛肉を使用しているので値下げ出来ないと言われていましたが、4月7日から13日までの期間限定で牛丼(並盛り)を380円から270円に一気に100円以上も値下げを決めていました。松屋は対抗措置として、12日から23日まで牛めし(並盛り)を定価の320円から250円に下げると発表し、すき屋も地域限定としながら定価280円から250円に値引きを発表しました。

松屋の場合には、今回のキャンペーンに伴って、タレは化学調味料、人工甘味料、合成着色料、合成保存料を使わず、米はコシヒカリにしたという事で品質も向上させているようです。すき屋や松屋にとっては、牛丼以外のメニュー充実があるので、牛丼で利益がそれほど出なくても他の商品やセットメニューなどで利益を狙えれば良いと考えていると思います。しかし、あくまで牛丼がメインの吉野家は、これからは消費者に飽きられないような工夫を求められそうです。

吉野家は、他社が値下げを強めた中において、客単価が前年度比で100%を割らないようにという努力を続けて、客単価をほとんど変化が無いようにしてきました。その結果として、2008年まで比較的好調に推移していた客数が2009年になると大幅に落ち込む事になり、結果として売上高も大幅な減少となりました。

松屋の場合には、2009年になってから少しずつ客単価を下げ始めて、11月頃から客単価を大幅に下げて昨年比90%のラインまで下げています。しかし、客数は増加に転じた事によって、結果として売り上げを維持する事が出来ていますので、この値下げは「成功」だったと言えます。

すき屋は、こちらも客単価を2009年になってから少しずつ下落させてきて、12月には昨年度比90%を切りました。しかし、12月から客足が115%と大幅な増加となり、客単価の減少をカバーする事が出来て、結果としては売上高上昇に繋げる事が出来ました。ここでの値引きは、売り上げが伸びたという点において、すき屋にとって「かなり成功」と言えると思います。

吉野家の月次売り上げ
http://www.yoshinoya-holdings.com/ir/report/yoshinoya.html

松屋の月次売り上げ
http://www.matsuyafoods.co.jp/ir/monthly.html

ゼンショー(すき屋)の月次売り上げ
http://www.zensho.co.jp/jp/ir/results/monthly.html


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