QQは現状において中国最強のメッセンジャーソフトであり、中国IM市場で「MSN Messenger」や「Yahoo! Messenger」を上回るシェアを持っています。2004年6月に香港市場に上場した0700騰訊控股が運営しています。今日は、中国のインターネット事情を含めて、0700騰訊控股についても少し見てみたいと思います。
一般的に中国人の若年層は、MSNでは無くてQQを利用しています。私は中国から帰国した後に、中国人の友人からの依頼もあって、QQを中国との交流ツールとして利用し始めました。日本では一般的に利用されているMSNですが、中国ではむしろQQの方が一般的なメッセンジャーであると言えると思います。
まずは一般的な数値から見てみましょう。2005年7月時点でのCHINASERVEY社のリポートでは、中国のインターネットユーザーは1億人を突破し、米国に次いで世界第二位となっています。どのようなサイトが人気があるかですが、例えばポータルサイトの無料メールボックスユーザー登録数は以下のようになっています。
18歳以下:網易2.9 Yahoo3.3 Hotmail2.4 捜孤1.9 新浪2.5
18-24歳 : 網易48.2 Yahoo46.3 Hotmail45.1 捜孤42.5 新浪42.5
25-30歳 : 網易31.8 Yahoo30.7 Hotmail36.5 捜孤36 新浪33.5
31-40歳 : 網易13.6 Yahoo15.0 Hotmail13.3 捜孤15.5 新浪16.2
41歳以上 :網易3.5 Yahoo4.7 Hotmail2.6 捜孤4.1 新浪5.3
上記は全てCHINASERVEY社から引用したものであり、サンプル数は網易(4230)、Yahoo(4108)、Hotmail(2526)、捜孤(2501)、新浪(4230)となっています。
この資料を見て分かるのは、大半のユーザーが18-25歳までの若年層に属しているという事です。つまり、大学生のユーザーが圧倒的に多いのです。だから、中国においてMSNという少し世代を超えたツールよりもQQという若年層向けのツールが流行るという構図が見て取れます。しかし、QQが流行する理由はそれだけでは無いようです。
ここで現在の中国の大学生がどのような状況でインターネットを利用しているか書いておきます。まず、中国の大学にはインターネットを有料で使う「インターネット館」というものが必ずといって良備え付けられており、1時間に1元程度で利用することが出来ます。速度は大学によってまちまちですが、ADSLを複数の回線で分けて使ったと表現すれば妥当な速度だと思います。
問題は宿舎などの方で、プロキシサーバーを介する事によって、国際インターネットが禁止されています。つまりは、MSNメッセンジャーが使えないということですね。更に言えば、大学によってGoogleにもアクセス出来ません。MSNメッセンジャーが大学で使えない事は、中国の大学生にQQを流行させるきっかけにもなっています。恐らく別のプロキシサーバーを探して接続するという方法もあろうでしょうが、それは接続をかなり面倒なものにさせるでしょう。
米国でGoogleやYahooやMSNが国の委員会で証言を行ったという記事を数日前の日経新聞で見かけました。この7時間もぶっ続けで行われた委員会の中で、米国政府が「これらのインターネット企業は、中国の情報に加担している」と企業に中国でのサービスを中止するように求めたのに対して、これらの企業はいずれも「中国での情報サービスは、行わないよりも行った方がよりベターである」と述べています。そしてYahooは「各企業努力には限界があり、政府間で話し合う問題」と述べています。私もこれらの企業と全く同じ意見を持っています。
さて、QQの機能の方に話しを移していきたいと思います。若年ユーザーがQQで主に利用しているのは、メッセンジャーとQゾーンという独自サイトの2本柱となっています。各ユーザーがQQに登録してIDを所得すると、メッセンジャーを出来るようになり、そのIDを使ってQゾーンというサイトを各ユーザーが持てるようになっています。
QQメッセンジャーはMSNメッセンジャーがちょっと変わっただけのメッセンジャーなのですが、より個人を重視した設定が簡単に行えるようになっている特長があります。分かりにくい表現になりますが、表面上に何ら難しい設定が付いておらず、ユーザー本位に設定を行うようになっているということです。Qゾーンも同じような仕組みを取り入れており、外観やツールなどが韓国で流行している「サイワールド」とそっくりな作りになっています。
2006年2月18日Hiroponの日記より
一般的に中国人の若年層は、MSNでは無くてQQを利用しています。私は中国から帰国した後に、中国人の友人からの依頼もあって、QQを中国との交流ツールとして利用し始めました。日本では一般的に利用されているMSNですが、中国ではむしろQQの方が一般的なメッセンジャーであると言えると思います。
まずは一般的な数値から見てみましょう。2005年7月時点でのCHINASERVEY社のリポートでは、中国のインターネットユーザーは1億人を突破し、米国に次いで世界第二位となっています。どのようなサイトが人気があるかですが、例えばポータルサイトの無料メールボックスユーザー登録数は以下のようになっています。
18歳以下:網易2.9 Yahoo3.3 Hotmail2.4 捜孤1.9 新浪2.5
18-24歳 : 網易48.2 Yahoo46.3 Hotmail45.1 捜孤42.5 新浪42.5
25-30歳 : 網易31.8 Yahoo30.7 Hotmail36.5 捜孤36 新浪33.5
31-40歳 : 網易13.6 Yahoo15.0 Hotmail13.3 捜孤15.5 新浪16.2
41歳以上 :網易3.5 Yahoo4.7 Hotmail2.6 捜孤4.1 新浪5.3
上記は全てCHINASERVEY社から引用したものであり、サンプル数は網易(4230)、Yahoo(4108)、Hotmail(2526)、捜孤(2501)、新浪(4230)となっています。
この資料を見て分かるのは、大半のユーザーが18-25歳までの若年層に属しているという事です。つまり、大学生のユーザーが圧倒的に多いのです。だから、中国においてMSNという少し世代を超えたツールよりもQQという若年層向けのツールが流行るという構図が見て取れます。しかし、QQが流行する理由はそれだけでは無いようです。
ここで現在の中国の大学生がどのような状況でインターネットを利用しているか書いておきます。まず、中国の大学にはインターネットを有料で使う「インターネット館」というものが必ずといって良備え付けられており、1時間に1元程度で利用することが出来ます。速度は大学によってまちまちですが、ADSLを複数の回線で分けて使ったと表現すれば妥当な速度だと思います。
問題は宿舎などの方で、プロキシサーバーを介する事によって、国際インターネットが禁止されています。つまりは、MSNメッセンジャーが使えないということですね。更に言えば、大学によってGoogleにもアクセス出来ません。MSNメッセンジャーが大学で使えない事は、中国の大学生にQQを流行させるきっかけにもなっています。恐らく別のプロキシサーバーを探して接続するという方法もあろうでしょうが、それは接続をかなり面倒なものにさせるでしょう。
米国でGoogleやYahooやMSNが国の委員会で証言を行ったという記事を数日前の日経新聞で見かけました。この7時間もぶっ続けで行われた委員会の中で、米国政府が「これらのインターネット企業は、中国の情報に加担している」と企業に中国でのサービスを中止するように求めたのに対して、これらの企業はいずれも「中国での情報サービスは、行わないよりも行った方がよりベターである」と述べています。そしてYahooは「各企業努力には限界があり、政府間で話し合う問題」と述べています。私もこれらの企業と全く同じ意見を持っています。
さて、QQの機能の方に話しを移していきたいと思います。若年ユーザーがQQで主に利用しているのは、メッセンジャーとQゾーンという独自サイトの2本柱となっています。各ユーザーがQQに登録してIDを所得すると、メッセンジャーを出来るようになり、そのIDを使ってQゾーンというサイトを各ユーザーが持てるようになっています。
QQメッセンジャーはMSNメッセンジャーがちょっと変わっただけのメッセンジャーなのですが、より個人を重視した設定が簡単に行えるようになっている特長があります。分かりにくい表現になりますが、表面上に何ら難しい設定が付いておらず、ユーザー本位に設定を行うようになっているということです。Qゾーンも同じような仕組みを取り入れており、外観やツールなどが韓国で流行している「サイワールド」とそっくりな作りになっています。
2006年2月18日Hiroponの日記より
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