インド系のミタルスチールは、2006年にヨーロッパ最大の鉄鋼メーカーであるアルセロールに敵対的な買収をしかけて、当初は難しいと見られていた買収を成功させました。鉄鋼生産世界第2位を誇っている日本の新日鉄は、この買収を契機として危機感が強まりました。特に2007年5月1日から三角合併が施行された事によって、外国企業が日本の子会社を通じて日本企業を買収する事がより簡単になりました。これは、日本企業を買収したいと考える米国企業からの要望が強かった為と考えられています。
2008年9月の金融危機が起こる前までは、先進国の金利がいずれも高い状況となっていました。空前の好景気とされて、日本以外の全ての先進国の金利が高い状態を維持していました。先進国で唯一金利が低かったのは、日本でした。日本の金利はゼロ金利政策が継続されており、その結果として円キャリートレードなどが盛んに行われて、円安となりました。
15日に開催された欧州中央銀行(ECB)の理事会において、ユーロ圏16カ国に適用される政策金利を年2・5%から0.5%引き下げて年2・0%する利下げを全会一致で決定した。利下げは1月21日から適用される。8日には、英中央銀行のイングランド銀行も政策金利を年2%から0.5%引き下げて年1・5%にしており、1694年に設立されたイングランド銀行の315年の歴史で最低の金利を記録している。